飲み水について見直してみませんか

私たちは、身体に必要な水分を飲み水と食べ物から摂取しています。健康のために食べ物に気を使う方は多いですが、飲み水に気を使う方は少ないのが現状ではないでしょうか。私たちの身体のほとんどは水分でできているため、毎日飲んでいる飲み水についても見直してみませんか？

最も身近な水といえば、蛇口をひねればいつでも出てくる水道水です。この水道水を日本ではそのまま飲むことも可能ですが、海外で同じようなことをするとお腹を壊してしまうこともあります。

日本の水道水は人体に悪影響を及ぼさないよう、塩素を使って殺菌・消毒を行っています。もちろん各家庭へ送られる際には塩素を抜いていますが、少量の塩素は残ってしまっている状態です。この塩素はごく僅かではありますが、毎日摂取することで体内に蓄積されていきます。

塩素以外にも、古い水道管を使用しているご家庭では、水道管の素材である鉛が水に溶け出していることも考えられます。

塩素が含まれた水道水で野菜やお米などを洗うと、食材に含まれているビタミンが約10％～30％失われるといわれています。塩素は食材のビタミンを破壊してしまうため、十分な栄養素を残せなくなってしまうのです。また、塩素が体内の有害物質と反応してしまうことで発がん性物質が発生するなど、人体に悪影響を及ぼす危険性が考えられています。

水道水に溶け出した鉛も体外に排出されにくいため、少しずつ蓄積されて内臓に負担をかけることになってしまいます。

フィルターを通すことによって混入していた不純物を除去し、水道水より確実に飲みやすくなったのが浄水器の水です。水道水をただ使用するよりも安心ですが、コスト面を考慮すると、ウォーターサーバーを設置するよりも高くなるケースも多いようです。