世界の水事情

日本では「美味しくて安全な飲料水」が求められることが多いですが、世界各国と比べれば、実はまだまだ発展途上にあるといえます。

海外の水事情

ヨーロッパ

高品質なボトル飲料水(ミネラルウォーター)の消費量を世界的に見てみると、フランスやイタリア、ドイツ、スペインなどのヨーロッパ勢が上位を占めています。実際これらの国々では、ミネラルウォーターや天然水の種類が豊富で、健康目的で飲むものとして生活の中に深く根付いてきました。というのも、ヨーロッパ諸国の水道水の品質は日本ほど安定していません。そのため現地の人々にとっては、飲料水を有料で買うことは決して特別なことではなく、ごく当たり前の行為として定着しているのです。

アメリカ

追いつき追いこせの熱戦で、ヨーロッパに次いで市場を成長させているのがアメリカです。1人当たりのボトル飲料水の消費量はそれほど高くないものの、何といっても総人口3億人と多いので、市場は1兆円規模と推定されています。その内の50%(約5000億円)が既にHOD(宅配飲料水)となっているようです。アメリカでは元々、ヨーロッパのように健康維持を目的に飲む人は少なかったのですが、高度経済成長期における急速な都市化の影響でウォーターサーバーの需要が一気に高まり、それが市場全体の活性化に繋がる結果となりました。

日本の水事情

日本のボトル飲料水の消費量は、ヨーロッパの上位国の数十分の一に過ぎません。それでも国内における消費量は、10年前と比較するとはるかに上回り、国民一人一人が水を大切にするという意識を持つようになりました。要因としては、東日本大震災や原発事故による汚染水の影響が大きいと考えられます。「備えあれば憂いなし」という言葉もあるように、災害時や非常時に備蓄しておいた水がどれほど役に立つのか?また、安全であることがなぜ大事なのか?水の持つ役割が「生きる力」となることを強く考えるきっかけとなったのでしょう。

備蓄水対策の一環として、ペットボトルよりも容量の大きいウォーターサーバーを選ぶ消費者が急増しています。災害時の水不足に備え、ぜひ「クリクラ」の宅配サービスをご利用ください。適度なミネラルバランスで口当たりの良い軟水「クリクラ」は、美容や健康などの栄養面はもちろん、まろやかな美味しさも兼ね揃えています。江別市、札幌市(厚別区・白石区・清田区等)や北広島市、南幌町、長沼町にお住まいで、宅配水のご利用を検討中の方は、ボトルウォーター事業部「クリクラ野幌」の名称で営業をスタートした株式会社ながかみまでお問い合わせください。